相手にとって、パートナーとして付き合う人になるためには
食い物にする対象ではなく、また嫌われて無視される対象ではなく、敬意をもって接する仕事上のパートナーになるにはどんな人になればいいでしょうか?
これは、↓で既述しためんどくさい人の逆を行えばいいわけです
成功するための人間関係の作り方 ①
つまり↓ のようなことに気を付ければいいわけです。
・ 約束を守る
・ 丁寧に接する
・ 無理を言わない
・ 突発的アクシデントに対して、冷静に対応する
・ 金払いはよくする
ただこれだけだと、正直舐められてしまって、相手にとって都合のいい
食い物にされる可能性があります。
上記を踏まえたうえで、舐められない為にはどうすればいいでしょうか?
プロとしての関係性を構築するために必要なもの
舐められない為には、やはり知識が必要です。
十分な知識があれば、相手はこちらに軽々と嘘をつくことができず、見積もりを不必要に高額にして来たり、のびのびの日程を提示したりすることができなくなります。
不動産に必要になる知識は、
・ 金融・融資
・ 修繕
・ 建築基準法
・ 関係する法律
・ 税務
・ 設計
など多岐にわたります。
これらの広範囲の知識をそれらの専門家の先生と同じレベルで話せるようになるのは無理です。
少なくとも、ある程度専門用語を調べて、先生に質問できるようになることは可能です。
これができると、仕事をするたびに少しずつ高度な専門知識を取得していくことが可能です。
例えば、『囲繞地通行権』、『建物買取請求権』、『善管理注意義務違反』などの言葉を知っているかどうかで、
売買、退去などで交渉の土台に乗れるかどうかなどが大きく変わることがありますし、いらぬトラブルを避けることが可能です。
また、不動産は上述のように非常に広範囲の知識が求められるので、銀行員や、弁護士先生でも、知らないで当たり前のようにこちらに間違った知識を伝えてくることもあります。
※だまそうという事ではなく、知らないのですから仕方ありません。
この時に、知識があれば、そこを指摘して、調べてもらうことが可能です。
また士業の中でも税理士先生や、設計士の先生とやり取りするときに、知識は大きな武器となります。
これは、上記の先生の業務は、いい業務をして、プロセスを進行すれば先生は利益を得るというビジネスであるため、こちらにとって、『非常にいい業務』をしても、『いい業務』をしても先生の収入は変わらなくなります。
しかし、『いい業務』、『非常にいい業務』では、先生の仕事量が大きく増えることや、面倒くさい作業が生じる可能性があります。
そのため、依頼者である我々が、正しいお願いをしないと、各先生は『いい業務』までの仕事で作業を完結してしまいます。
これらのことは、例えば、工務店や、大工さんに対するオーダーでも同じで、
工法を理解していれば、見積もりのおかしな点に気が付ける為、正しい指摘により、適正価格で修繕をオーダーできたり、高いクオリティの修繕が可能です。
さて、知識を得て、各先生や、職人さんに通常以上の仕事をお願いする場合は、各先生や、職人さんには負荷がかかります。
では、そのパートナーに引き続き業務をしてもらうためにはどのようなことに気を付ければ、気持ちよく働いてもらえるのでしょうか?
それは、仕事以外の部分で、その人に何を貢献できるかを考えることです。
例えば、各先生業の方であれば、大家さん仲間を紹介することで、先生の営業に貢献できますし
大工さんであれば、付け届けとか、寒暖の厳しい日に素直に、お礼や感謝を伝えることも大きな効果があります。
また築古の修繕をしていると、見積もり時に見逃した点が出てきて、見積もりが高くなることがありますが、この時に、大工さんに見積もり通りでやるように等、無理を押し通してしまうと、二度と仕事を受けてもらえなくなったりします。
まとめ
・ 大家業として、成功していくために適切な人間関係を作って、応援してもらえる関係を作ることは非常に大きな効果がある
・ 応援してもらえる関係を維持しつつ、クオリティの高い仕事をしてもらいためには、ある程度プロと話せる知識を得る必要がある
・ クオリティの高い仕事を連続して行ってもらうためには、値段のアップ、顧客の紹介、気遣い、無理を言われたときにできるだけ受け止める
などのこちらの努力も必要だという事を理解する
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